魔法石から見る状況判断
こんばんは。
色々ありまして、ここ2日間ほどCOJをプレイ出来ていません。
ですので、今日は、戦績メインではない形の記事になります。
・魔法石の使われ方から状況を分析する
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■無限の魔法石
トリガーカード
あなたのユニットがフィールドに出た時、あなたは手札を1枚選んで捨てる。そうした場合、あなたのデッキからカードを1枚選んで手札に加える。
カード使用率ランキング堂々1位のこのカード。
自分は、このカードが欲しくて、夏休みキャンペーンの終わり、とにかく1.1の8枚パックを回し続けた記憶があります。
おかげさまで、武蔵が3枚揃いました。
デッキの中から、好きなカードを1枚持ってこれる、夢のようなサーチカードですが、このカードを今日は分析してみたいと思います。
1.魔法石の重要なポイント
デッキの中から好きなカードを1枚持ってこれるこのカードですが、効果にも書いてあるように、デメリットが存在します。
「手札を1枚捨てなければならない」のです。
つまり、このカードは、言い換えると
「今の状況で、手札の中から一番いらないカードを1枚捨てて、代わりに一番必要なカードを持ってくる」カードとも言えます。
2.COJというゲームについて
ここで、COJというゲームについて、ちょっと再考します。
COJというゲームは、DKOが発生しないかぎりは、必ずどちらかが勝者になり、もう片方は敗者になるゲームです。
そのため、性質上
「自分にとって一番得になること=相手にとって一番して欲しくないこと」
の図式が成立すると自分は思います。
片方が得をするという事は、もう片方にとっては損になるのです。
みんな仲良くのゲームではないのです、COJは暴力のゲームなのです。
3.改めて魔法石の効果を見てみる
ここで、もう一度、魔法石の効果を見てみましょう。
魔法石の効果が、「デッキから今、自分が一番欲しいカードを取ってくる」という効果のため、この行為は言い換えれば
「(相手目線では)一番持ってこられたら嫌なカードを、持ってこられるムーブ」
と言えるのではないでしょうか?
4.相手が魔法石で何を持ってきたのかを考える
魔法石を効率良く使うためには、
・現在の場の状況
・対戦相手のデッキタイプ
・対戦相手の手札
・自分の手札
等の情報を、総合的にまとめて考える必要があります。
つまり、魔法石を効率よく使うためには、状況判断能力を磨く必要が出てくるのですが、
「状況判断能力ってどうやって磨くの?」という疑問が自分の中でありました。
大体の方に聞いても、「慣れ」の一言で済まされてしまう印象がある部分です。
そこで自分が考えたのは
「相手が魔法石を使った際に、何を持ってきたのかをきちんと考える事」
これが、状況判断能力を磨く訓練になるのでは? と考えるようになりました。
ここで、考えるべきことは
「相手が魔法石で持ってくるのは、こちらが一番持ってこられたくないカード」という事です。
公開情報ではないため、予想してもその結果をいつも確かめられるわけではないですが、
相手が何を考えているかについて考える、という考え方は、COJにおいては非常に有効な考え方だと自分は思います。
他にも、魔法石で何を持ってきたのかを判断するには
・相手が魔法石のエサにしたカードよりも、優先的に使用したいカードである
・自分のしたい動きを妨害するカードである
・相手がしたい動きを促進するカードである
等、様々な点から判断することが出来ます。
とはいえ、自分が魔法石を使う場合は、デッキに何が入っているか分かっている状態ですが、相手が魔法石を使う場合は、相手のデッキに何が入っているか完全には分からない状態ですので、相手が魔法石で何を持ってきたのか考えるのは、非常に難しいです。
数を重ねて、状況判断能力を磨いていきましょう。
・ランカーリプレイの活用
相手が魔法石を使った際に何を持ってきたか、それを明確に確かめられる試合があります。
ランカーリプレイです。
ランカーリプレイは、勝者側、敗者側、それぞれの目線から試合を見ることができるので、片方の目線から、魔法石が使われたシチュエーションを記憶し、「何を持ってきたのかな……」と予想を立てた上で、その後もう片方の目線から試合を見て答え合わせをする。
という、方法が出来ると思います。
そうして、上位ランカーの方々の、魔法石の使い方、使われ方を徹底的に見る行為は、状況判断能力を磨くことに繋がると自分は思います。
「魔法石で何を持ってきたでしょうクイズ!」なんて作って、記事に載せると盛り上がるのではないでしょうか。
・おわりに
「魔法石を使うにあたって、重要なのは何を持ってくるかという事よりも、何を捨てるかということ」
というお話を、何度も聞いたことがあります。
ですので、自分は、それ以外のアプローチから、特に「相手に魔法石を使われるということは、どういうことなのか?」 という点から魔法石について迫ってみました。
状況判断能力を磨けば磨くほど、赤黄やレベコン等を使う際に強くなると自分は思いますので、今まで相手が魔法石を使ったときは、何も考えていなかったという方がいらっしゃいましたら、これを機会に、相手が石で何を持ってきたのかを考えられてみてはいかがでしょうか?
・以下、コメントへのお返事になります
正拳突きのBP+1000はターン終了まで有効ですが、 貫通はその戦闘が終わったら消えますので、オロチには向かないですね。 因みに緑インターセプトのタックルも戦闘終了で貫通が消えます。 そのターン中貫通が残るのは緑インターセプトのグループ・オペレーションのみです。(後略)
ご指摘、ありがとうございました! 勘違いをしていました……。
個人的に、オロチと貫通の相性は抜群だと思いますので、オロチを使用する場合は是非、貫通を付けたいところではありますね。
また、貫通付与についてまとめていただいてありがとうございます。
貫通をつけて上から殴るタイプのデッキも、個人的に強いと思いますので、今後活用してみたいと思います。
コメント、ありがとうございました!
Silithさんに追加で。 四聖獣に貫通付与の黄龍忘れてますよ。
黄龍、四聖獣に加護と貫通を付与するのですね。普段使ったことのないカードでしたので、完全に自分も見落としていました。
ありがとうございます。四聖獣デッキを使う時の参考にさせていただきます。
パンプということで、変り種として「実りの収穫」なんてカードもありますね。ユニットとして相対的にBPは上がらないので挙げていらっしゃらないのだと思いますが、並べて殴り合いというよりは除去色の強い現状、特にダメージで焼く赤などは戦闘時のパンプよりむしろ嫌な存在ではないでしょうか。
初めまして、コメントありがとうございます!
実りの収穫ですか。確かにダメージを与えて焼く赤にとっては非常に嫌なカードですね。
BPを2000アップされる行為が辛いのは、対侍の時の三日天下で経験済みです。
同様に、最近赤黄を使っていて、相手にされて嫌な行為は
「虹色のキャンバスによるBP1000アップ」だったりします。
特に、相手のLV1ベルゼブブや、LV1マーヤ等が、こちらのベルゼブブで焼けなくなるのは本当に嫌です。
基本BPを少しあげられるだけで、赤に対してはかなり強くなれますので、実りの収穫のようなカードにも、今一度目を配る必要があるな、と思いました。
ありがとうございました!
自他共に認める巨手厨(2ptでも使っちゃう)としてはぜひ広まって欲しいカードです。 ニンリルだろうがなんだろうが4000なら何伏せてても戦闘受けた瞬間勝ち確で戦闘受ければ秩序加護無視の4000焼き(中略)パールやニンリルに刺さるというのは現環境では結構いいと思うんですがはやらない・・・
知り合いのQランクの方に聞いてみたところ、「巨手は赤黄には微妙」というご意見を頂きました。
ウィルス除去という観点では非常に良いのですが、それ以外のシチュエーションで使うと、自分からユニットを1体減らす行為はかなりきつい、との事でした。
ですので、自分の場のウィルス以外を対象に指定する場合は、いかにアドバンテージを取れる使い方をするかが重要になってくるな、と思いました。
コメント、ありがとうございました!
今日は、以上になります。
これからも頑張ります、いつもありがとうございます!
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