昇格のご報告と、躓いていた原因など
ご無沙汰しています、More.Dです。
先日ついにJ1に昇格できました。
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「昇格できるまでブログを書かない」というルールを自分の中に勝手に作った結果
思っていた以上にブログの再開が遅くなりました。
今後は備忘録の意味を込めてなるべく定期的に書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
J2では、全国対戦を586戦もした形となりました。
かかった期間も丸2ヶ月。
どうしてこんなに苦戦したのか、その原因を自分なりに書き残しておこうと思います。
・使用するデッキを絞ること
J2に昇格してから、今まで使ったことのなかったタイプのデッキを色々試してみました。
昆虫アリアン
トリガーコントロール
昆虫オロチ
青レベコン
黄単投合タックス
緑単
天使
赤黄五右衛門
鎮静剤珍獣
トリガーロスト
悪魔
巨人
侍
武身コントロール
武身ビートダウン
武身赤黄
代表的なものは上記に上げたデッキで、他にも細かい物を含めれば、後10種類以上のデッキを使用していたと思います。
ここで、感じたことは「結果が出ないからと言って、すぐにデッキをコロコロと変えるのは良くない」という事でした。
勝てないのをデッキのせいにして、自分の実力不足やプレミに気がつかない。
その結果、別のデッキに変更しても勝率は上がらない。
自分が今まで使用したことのないデッキを使う場合は、そのデッキの動かし方について慣れる必要があります。
具体的には、対戦相手の使用キャラクターによってマリガンが変わったり、対戦相手のデッキタイプに応じてデッキの中で使用するカードとそうでないカードを変えたりする動きが入ってきます。
その辺りを理解できないまま次のデッキを使っても、結局良い結果には結びつきません。
何故負けたのか、その原因をデッキのせいにしているだけでは中々成長するのは難しいです。
・確率の低い現象を過大評価しないこと
プレイ回数を重ねる毎に、警戒すべき相手の動かし方というのがある程度パターン化して経験として自然と入ってくるようになるのですが
ここで注意すべきは「それを本当に警戒する必要があるか?」という事です。
大切になってくるのは、対戦相手のデッキに何が入っているかを「なるべく正確に」想像することで、
例を挙げると、
・相手のトリガーゾーンに白伏せが2枚あって、CPが1以上残っている状態で、創生忘却を警戒するあまりに殴らない
・人の業を警戒して、相手の場が更地の状態から進化ユニットを出さない。またはマーヤを先に出して業がないのを確認してから毘沙門する
これらの動かし方は、安定はするのですが、言葉を変えれば「相手のカードが正確に予想出来ていないから、安全策をとっている」動きに他なりません。
例えば、基本的には創生忘却ワンショット型は一見「それどうやって勝つの?」というユニットの出し方をしてくる、あえてこちらがライフを削りやすい状態に場を整えてくるなど、相手なりの誘導が少なからず絡んでくる事が多いです。
そのような動きが全く見えないタイプのデッキ全てにまで、創生忘却を警戒しているようであれば、その注意力を他の部分に回した方がよっぽど効果的だと自分は思います。
ふたつ目の例にしても、結果的に業を回避することにはなるのですが、そこでライフ1と引き換えする可能性のために手札を非常に多く使っている事になります。
それなら、あえて業を踏んで手札を温存したほうが良いシチュエーションもあると思います。
相手が次のターンに何をしようとしているのか、相手が自分に何をさせようとしているのか、この辺りをきちんと考えることが、非常に大切だと感じました。
・相手にカードを"使わせる"感覚
基本的には、COJでは同じカードはデッキに3枚までしか入りません。
そのため、サルベージ等の回収手段を持たない限りは、デッキが2周めに入るまでその入っているカードで戦うことになります。
そのため、展開の早い状態であえて先にカードを使わせる、相手の動きを誘導するという事が重要になってきます。
例えば、シヴァケアを常に完璧にしていると、結果として相手はシヴァをLV3で使うことになる場合が多いです。
シヴァが有効に使える盤面をケアしているのですから、考えてみれば当然の流れということになります。
しかし、これが逆にシヴァをLV3で使われると厄介な場合などは相手にあえて先にシヴァを出しやすい状態を1回でいいから作っておくといった動かし方が重要になってきます。
シヴァが1人でも場に出れば、基本LV3で運用するのは難しいためです。
他にも、緑相手なら「先に相手に武器破壊を3枚使わせる」といったことや、青レベコン相手に「先にイザナミを打たせる」といった方法があります。
後者の場合は、イザナミや死壊石などによるユニット回収の手段があるので少し状況が複雑にはなりますが。
このような例は非常に多いです。他にも例えば、ブラフマーを使われている方なら、先に相手のシヴァを使いきった状態にしてからブラフマーを出す動きの強さを体感されている方は多いでしょう。
アルシエルをわざと破壊しやすいように場に出して、相手のベルゼブブで破壊してくれるのを待つような動き等もあります。
と、細かい例を出すとかなり多くなって来るので具体例については割愛させていただきますが、相手にカードを使わせる、相手に自分の思い通りの動きをさせる動かし方ができるようになると非常に強いと思います。
・敗因を分析するために、メモを残すこと
何故負けたのかを分析することは、強くなるためには大切です。
自分は、11月の半ば頃から最近までこの行為が疎かになっていたのが、一番昇格に時間の掛かった原因だと考えています。
・先攻後攻の明記
・相手の使用ジョーカーの予想(外れていた場合は、何故外したのかその原因の考察)
・敗因の分析
・勝因の分析
全てメモに残して数を重ねていくと、自分なりの癖や自分がいつも負けている原因となっているカードなどが見えてくるようになります。
最初の話に繋がりますが、ここまでやって、原因が明確にわかったレベルまで持ち込んでから初めてデッキを変更する場合は変更すべきだと自分は思います。
大体、1つの試合につき、少なくとも3つ位は書くことがあるはずです。
というより、3つくらい何か見つけるべきです。
例「初めて武身を使ってみたけど自分にはあわないと思った」
→「何故合わないと思ったのか?」
→「今までは○○を使っていて、それとは動かし方が違ったから」
→「どう違ったのか? 武身特有の動かし方を理解できているのか?」
→「(続く)」
→「何故今まで使わなかったのか?」
→「カードがなかったので」
→「なら仕方ない」
→「良いと思ったところは何かなかったのか?」
→「イージスが想像以上に可愛かった」
→「他の武身は可愛くなかったのか?」
→「(続く)」
(あくまで一例です。自分のケースではありませんのであしからず)
等、1つの何気ないメモでも、そこから掘り下げていくことは可能です。
まずは何でも言葉にして、その自分の言葉に疑問をぶつけていく事が大切な作業だなと感じました。
別に質の高い掘り下げにならなくても良いのです。まずは回数を重ねて、自分の考えや思考の幅を広げること。
心のなかで明確に言葉になっていない部分を掘り起こして言葉にしてあげること、それ自体が大切な行為だと感じました。
あまり長くなるのもあれですので、今日はこの辺りで。
J1になったので、これからは前以上にこの辺りをきちんと再確認しながら頑張っていこうと思います!
書いてなかった間のコメントへのお返事は、コメント欄にてお返事をさせていただくことにします。よろしくお願いします!
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